2008.04.30 Wednesday
注連寺の七五三掛桜

庄内の里の桜は葉桜となりましたが、山の桜は今が盛り。
注連寺の七五三掛桜(しめかけざくら)も咲き始めました。
今年はいつもより一週間ほど早いそうです。
注連寺は、出羽三山奥の院・湯殿山と俗世の注連(しめ=結界)として建立された歴史あるお寺で、昔は、湯殿山を参拝する人は、まず注連寺に参拝して六十里越街道を4〜5時間かけて歩いて湯殿山を目指したそうです。
かつて女人禁制の山だった湯殿山。女人達は、このお寺で祈祷を受けました。
長い苦行の末、仏様となられた「即身仏・鉄門海上人」を安置するお寺であり、作家・森敦が「月山」を書き上げたお寺であり、素晴らしい天井絵を持つお寺です。現在、山形県には8体の即身仏がありますが、そのうち5体は注連寺ゆかりの方だそうです。

七五三掛桜はカスミザクラという種類の山桜で、
初めは白く咲き、のちに花色が桃色になります。
右側の桜より濃い色になるそうです。
上の方から段々と下の花が開いてきます。
着いた時より、お話を聞いているうちに
どんどん白い花が開いていくのがわかって、びっくり。
お寺の人の話によると、今日(29日)の夕方か明日ぐらいには
白い花がいっぱいに咲きそろい、上の方からだんだんとピンク色に色が変わってくるそうです。
運が良ければ、ピンクと白の二層になっている様子に会えるとのこと。
この状態は1日だけだそうですので、連休後半果たしてどうなってるか
またおじゃましたいと思っています。
1日だけと言えば…
注連寺のお座敷から真っ正面に月山と湯殿山を望むことができます。
夜になると月山の稜線から月が昇る様子を見ることができるそうです。
春はおぼろ月。
秋の満月の夜、1年にたった1日だけ
山頂から月が昇る日があるそうです。
見てみたい!
まだ雪の残る境内。
ミズバショウが見頃を迎えていました。
参拝にいらしてたおばぁちゃんによると
「これから坐禅草も、咲くよ」とのこと。

注連寺の境内と通りをはさんだところにあるしだれ桜(開運大吉桜って言うんでしたっけか)も、きれいでした。
◆注連寺◆
山形県鶴岡市大網字中台92−1
電話: 0235-54-6536
時間: 午前8時30分〜午後5時
休み: 無休
交通: JR鶴岡駅よりバス45分、山形道 月山ICより車30分
駐車場: 有り(20台)
参拝料:500円(案内ガイド付)
※来年は、出羽三山丑年御縁年の年で注連寺もご開帳です。







